みかんの里から届いたまろやかな味わい/ 早和果樹園

てまひまオンラインで取り扱う、日本の食のいいもの。そのストーリーを生産者さんの声を通して紹介する「Pick up!つくりてブログ」。第8回目は早和果樹園さん。

 

早和果樹園で商品出荷、販売、商品開発などを担当しています早和果樹園の大浦です。

早和果樹園がある、和歌山県有田市は440年余りのみかん栽培の歴史がある地方です。先人たちにより室町時代から山肌を開墾して段々畑を作り上げ持続的な農業として産地形成をした有田みかんシステムは日本農業遺産にも認定されました!

1970年頃から360万トンの多くのみかんが生産されみかんの価格が大暴落。量的な生産を目指していた地域の共同撰果場から新たにおいしさの質を求めた生産団体として1979年から取り組みを行っています。


みかん農家が会社組織へー6次産業化への取り組みー

2000年に農業の会社として早和果樹園を立ち上げ、完熟みかんを目指した栽培は、過熟状態でみかんを出荷できなくしてしてしまうリスクも常にあります。ある年、収穫間際の時期に高温と雨で最高に仕上がった園地のみかんが全てひび割れ、傷み出荷できなくなってしまった事がありました。この時においしいみかんをそのままの味で加工しよう!と思い立って始まった事業がみかんジュースの製造でした。

 

 

原料の味にこだわりました。出荷する際に使用する光センサーを使いサンプル検査。みかんのおいしさを分け糖度別にランク付けして搾る事にしたのです。こだわりを持って美味しく栽培できたみかんはよりおいしいジュースにしたい!という強い思いがありました。

搾り方にもこだわりました。‘てまひま’はすごくかかりますが、みかんをひとつひとつ剥いて中身の食べる部分だけを裏ごしするように搾っています。果肉がたっぷりと含まれ、皮の苦みが入らないのでとろりとしてまろやかな仕上がりにすることができました。


みかんポン酢みかポン360mlは当社のてまひまをかけて作った100%みかんジュースをベースとして柚子、橙、黄金柑というちょっと珍しい柑橘果汁を原料としています。また有田みかんの優しい味わいを引き立てる小豆島の醤油と地元のお酢を合わせ、まろやかな味わいのポン酢に仕上げました。海外輸出向け商品として動物性原料は使用していませんがしっかりとしたコクとうまみを感じて頂けますので、お料理の原料にもご利用いただけます。

サラダやカルパッチョなどにかけるソースとして。焼肉、餃子、たこ焼きソースとして。試食販売では一番人気!ちいさなお子様にも「もう一回味見させて!」とリクエストが来るほど。我が家の鍋料理には必ずこのポン酢が食卓に上ります。有田みかんの調味料を是非お試しください。

 


FSSC2000認証取得 ―食品工場の衛生管理について―

毎日の製造管理を裏打ちし記録に残す事で、安心安全な商品製造のしくみを構築しています。食品安全についての取り組みを第三者の視点からも認めて頂いています。

 

早和果樹園ブログ 
https://www.sowakajuen.co.jp/media/p10140/


早和果樹園の紹介動画 
https://youtu.be/6dv2H2kTbjU

 

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