冬とみかん【栄養士てまひまブログVol.7】

冬の季節になると、家庭や市場でみかんが豊富に出回り人気がありますね。一般的にみかんの旬は12月ごろと言われており、品種によって差はありますが、冬を代表する果物の一つです。寒い冬の季節に、オレンジ色と甘い味わいが元気を与えてくれます。冬は乾燥していますので、みかんのような水分を多く含んだ果物は、体内の水分補給にも役立ちます。その他にも、みかんには食物繊維や抗酸化物質が含まれており、健康に良い影響を与えるとされています。

 

みかんの栄養

ビタミンCや、カリウムなどのミネラル類、クエン酸、オレンジ色の色素成分であるβ-クリプトキサンチンなど様々な成分が豊富に含まれています。

みかんの栄養素をいくつかご紹介します。

●ビタミンC
みかんはビタミンCの豊富な供給源の一つ。ビタミンCは、風邪などの感染症に対する免疫機能の強化や、ストレス低減の作用、肌の健康を整える作用に関与し、体内で活性酸素を消去して細胞を保護する抗酸化作用もあります。
成人は、1日にビタミンC100㎎の摂取が推奨されていますので、大きめのみかん1個で推奨量の1/3量を補うことが可能です。そのことを踏まえると1日に23個を食べることが目安になります。


●食物繊維
みかんの薄皮や房についた白い筋の繊維に多く含まれる食物繊維は、腸の働きをサポートし、便通を良くする助けになります。そのほか、血糖値の上昇を防ぐ作用や血液中のコレステロール濃度を低下させる作用にも期待されています。

クエン酸
クエン酸は柑橘類に一般的に見られる有機酸で、爽やかな酸味をもたらします。新陳代謝をサポートしたり、酸化ストレスから身体を保護する働きがあります。

●β-クリプトキサンチン
みかんのオレンジ色であるカロテノイド色素に含まれる成分で、高い抗酸化作用を持ち、食べると体に蓄積するという特徴があります。免疫力を高めたり、骨粗しょう症を予防したり、美肌効果に期待されています。

●ヘスペリジン
みかんの薄皮についている白い筋の繊維にはポリフェノールの1種であるヘスペリジンが多く含まれています。ヘスペリジンには、血流の巡りを良くする作用があるため冷え性の改善が期待でき、高血圧や動脈硬化を予防する効果もあるとされています。

●ミネラル
みかんにはカリウムやマグネシウム、カルシウムなどのミネラルが含まれています。特にカリウムには、体内の余分な水分を排出する働きがあります。そのため、みかんには、むくみの予防・改善に効果があるといわれています。

 

みかんの皮も生薬として

みかんの皮は捨ててしまいがちですが、みかんの皮を乾燥させた「陳皮」は、中医学や伝統的な東洋医学で一種の生薬として利用されています。中華料理や伝統的なアジアの薬膳、調味料やお茶などで広く使われています。風邪の症状改善や胃腸を整えたり、リラックス効果が期待されています。また、手足の冷えや肩こり、腰痛の改善、疲労の回復などに良いとされ、入浴時の入浴剤などにも利用されています。

 

 

てまひまオンラインで販売されているみかんの加工品をご紹介します。

佐藤農場さんの有機みかんジャムです。佐賀県鹿島市、干満の差・日本一の雄大な有明海を見下ろす多良山系の自然豊かな山間の地で、安心して食べられる健康なみかんを作りたいとの一心で無化学農薬・無化学肥料栽培に取り組み30年。有機JAS認証の温州みかんを使い、有機の砂糖と有機だいだい果汁で仕上げたオーガニックジャム(有機JAS加工認証)です。

 

 

そして、手軽に飲めるみかんジュースもご紹介します。

早和果樹園さんの有田みかん100%ジュース 味まろしぼりです。味の濃い完熟の有田みかんだけをしぼり、糖度11度以上のまろやかでやさしい甘さのみかん100%ストレートジュースです。まろやかでトロリ、まるでみかんを食べているようなテイストです。

 

 

みかんには、免疫向上など様々な効果を期待ができる栄養素が入っています。みかんを食べて、元気に冬を乗り越えましょう。

文/ 栄養士 石原綾子