季節のおすすめセット第一弾 「秋の行楽シーズンに、おにぎりの新定番」

本格的な行楽シーズンが到来。「てまひま紹介」好評連載中、作家で料理家の樋口直哉さんと「てまひまオンライン」が新たな視点でお届けする「季節のおすすめセット」第一弾のご案内です。
お出かけに日常が戻ってきたいま、外で味わうおにぎりは別格の味わいですよね。 スポーツの秋、子どもたちの運動会やイベントではお弁当の準備で忙しい朝を迎える親御さんも多いのではないでしょうか。鮭、ツナ、梅干しに、おかか……。子どもたちのリクエストに応えつつも、お米自体のこだわりや具材の用意もマンネリになりがちです。

そこで、今年は運動会やピクニックでも、ひときわ目をひくおにぎりを作るために、「てまひまおにぎりの新定番セット」を使って、おにぎりづくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。

まずはおにぎりを作る上で欠かせないのがお米。身体に良いからと雑穀米や玄米を使用する方も増えてきているなか、ネルニードが手がける玄米「HIEN(ヒエン)紫宝玄米」がお薦め。

新潟にあるネルニードは、新潟産の食料品のブランディングから販路拡大までトータルでプロデュースを行う、新潟の食品産業の魅力を発信している企業。新潟の人が自信をもってお薦めできる商品を提供しており、都内ではなかなかお目にかかれないのも魅力です。この玄米、白米にまぜて炊くと、つやつやでモチッとした食感を楽しめます。また、ポリフェノールやタンパク質、ビタミン、カルシウムなど多くの栄養を含んでいるので、健康志向の高い方にも満足いく古代米として楽しめそうです。

そしてそんなおにぎりの具材でも、梅干しは世代問わず愛されている具材のひとつですよね。 なかでも甘すぎない、すっぱい梅干しがおにぎりにはマッチするといわれています。ただ、市販で売られる梅干しのほとんどが、調味液につけて甘く食べやすいものに調理されていること、ご存知ですか? 明治37年創業の梅農家に生まれた「うめひかり」代表の山本将志郎さんは、おもわず「酸っぱい!」と言ってしまう、梅干し本来の味をもっと多くの人に広めたい、という思いから令和元年に梅干し屋「梅ボーイズ」を設立。

なかでも、「梅と紫蘇チューブ」は、手作業で種を省き、無添加の南高梅とミネラル豊富な天日塩、そこにフルーティさが感じられる徳島県の赤紫蘇だけで漬けたシンプルなつくりでおにぎりづくりにはもちろん、毎日の食卓にも常備したい一品に仕上がりました。酸っぱい梅干しを求めていた!という方にも人気の味は、ぜひ試してくださいね。

そして、もうひとつ、ポリポリとお菓子感覚で楽しんでほしいのが、エムズ「有機焙煎玄米α」。食べだしたら止まらない美味しさ、玄米の新しい食べ方がテーマのこの玄米。おにぎりに混ぜてもとても美味しいです。

2012年に開業したエステサロン、「エムズひょうご」代表の山本さんはSDGsにも力を入れており、 女性の美と健康のために欠かせない、栄養のあるものを、とお客さまの声を基にこの商品を完成させました。おにぎりに混ぜてもよし、スナックのようにそのままポリポリ食べてもよし、グラノーラ、サラダ、アイスクリームにヨーグルトなどにトッピングとして加えるもよし。おやつ感覚で味わってみてください。

おいしさだけでなく身体に必要な栄養も補いたい、そんな方の行楽シーズンのにお役立ちする、「てまひまおにぎりの新定番セット」お得な特別価格2,356円(税込)。ぜひお試しください。

 

樋口直哉
1981年東京生まれ。服部栄養専門学校卒業後、料理教室助手、フレンチレストラン勤務を経て、料理家に。科学的な考え方から、料理の「当たり前」を深掘りし、おいしさを最大限に引き出すレシピを紹介している。 作家としても活躍し、2005年『さよなら アメリカ』(講談社)で第48回群像新人文学賞を受賞し、作家デビュー。同作で第133回芥川賞候補にもなる。代表作に『大人ドロップ』(小学館・2014年映画化)、『スープの国のお姫様』(小学館)がある。料理書として『新しい料理の教科書』(マガジンハウス)、『最高のおにぎりの作り方』(KADOKAWA)など。

  文・構成/江嶋留奈子