てまひまオンラインの、試食&商談会を行いました。

ストーリーのある商品や生産者と食べ手を繋ぐ、食のウェブメディア「てまひまオンライン」。311日、それを体感できるリアルな場として試食会と商談会が行われました。場所は、料理家・比嘉康洋さんが率いる六本木のピース・キッチン・トウキョウ。第一部では百貨店やグロサリーショップのバイヤーを、第二部ではレストランやケータリング事業で活躍するシェフをお招き。さらに、栃木や兵庫、徳島、沖縄から生産者が駆けつけ、商品誕生の背景やこだわり、活用法まで、試食をしながらじっくり紹介。有意義なプレゼンテーションの場となりました。

紹介されたアイテムは全17品。日本全国の生産者を訪ね歩く、地域フードプロデューサーとしても活躍する比嘉シェフがそれぞれのポテンシャルを引き出しつつ料理を提供しました。新潟県のヤマヨ果樹園によるル・レクチェジュースで乾杯をし、徳島のバカスコなど6種の調味料で楽しむサラダからスタート。兵庫のプレミアム出石そば、玄米や柿酢を使った海鮮ちらし寿司、天然わかめのお吸い物、石垣島のゆきさんのスパイシージンジャーエールが登場し、最後は栃木の床井柚子園の果汁を使った柚子と洗双糖のブリュレと燻製和紅茶で締めくくりました。

試食とプレゼンテーションを通し、バイヤーの方からはパッケージや商品の活用法についての質問が、シェフのみなさんからは商品の形状など具体的なリクエストと味の率直な感想などが飛び交い、来場した生産者が直接答える場面も。作り手も食べ手も食の発信者をも刺激する、濃密な時間となりました。日本にはまだまだ素敵な生産者と商品が溢れています。てまひまオンラインはそのハブとして、今後もこういったリアルな場を設けていく予定です。