てまひまオンラインで取り扱う、日本の食のいいもの。そのストーリーを生産者さんの声を通して紹介する「Pick up!つくりてブログ」。第1回目は床井柚子園の園主 床井光雄さん。
~宮ゆず Citrus junos Land Utsunomiya Tochigi Japan~
私は昭和39年に始めた床井柚子園の2代目です。その年は、日本で初めてのオリンピックが東京で開催され、東海道新幹線が開通し都内には首都高速道路が完成しました。日本国中がもはや戦後ではないという空気に溢れており、先代は、これからは嗜好の時代だと仲間と柚子栽培に取り組んだようです。
ところで柚子は日本を代表する柑橘(Citrus)ですが、床井柚子園は北緯36°という冷涼な気候風土の地にあります。そして宇都宮のゆず「宮ゆず」として親しまれています。周辺には御用邸のある那須高原や各国の大使館別荘がある国際避暑地日光があります。なんといずれも栃木県なんですね。
2023年にはG7閣僚会合が日光で開催されます。メイン会場となるザ・リッツカールトン日光では、開業以来「宮ゆず」がウエルカムドリンクとして提供されています。
床井柚子園はれっきとしたファーマーです。一年中柚子園を見回り、てまひまをかけてこそ収穫期にはイルミネーションのような光景が現れます。
その柚子は直営のアトリエで鮮度を生かしながら一次加工しています。この『36°MIYAYUZU』は100%生搾りの無添加果汁です。
名脇役としての柚子は魔法の食材です。塩ラーメンにゆず果汁を入れれば本格的な「ゆず塩ラーメン」チョコとゆず果汁で「ゆずショコラ」醤油にゆず果汁で「ゆずポン酢」ハイボールにゆず果汁で「ゆずハイボール」飲みすぎちゃいますよ!
我が家では、餃子のたれは天然の酢「宮ゆず果汁」です。寒くなったら「蜂蜜とゆず果汁で「ホットゆず」を楽しみます。柚子はビタミンCの宝庫なのです。
黄色く実った「宮ゆず」と真っ赤に色づいた「日光唐辛子」を使った柚子胡椒(赤鬼)も作りました。彩もきれい。辛すぎずうどん、焼き肉、焼き魚、ピザなどにもピッタリです。柚子の楽しみを一人でも多くの皆さんに知って頂きたい。そんな床井柚子園の思いです。
柚子の花言葉は「健康美」です。柚子のあるくらしで大切な人たちと豊かなひと時をお過ごし下さい!
園主 床井光雄
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